スマホは今や生活に欠かせないものですが、「月々の携帯電話料金が高いなあ」と感じたことはありませんか?
弊社では新しく楽天モバイルの販売を開始致しました。生活に不可欠な携帯電話の料金を適正にして、より豊かな生活や将来の積み立て等へのご提案もできるようになりました。
楽天モバイルはその料金の安さが非常に魅力的ですが、大手通信会社-docomo・au・ソフトバンク-もこの3月から格安の料金プランをスタートさせています。
これらのプランは、通信費の負担を下げることができるメリットの大きい料金体系になっています。
今回は、楽天モバイルのメリット・デメリットを解説いたしますが、次回以降、他社との比較などもお送りしていきますので、参考になればと思います。
楽天モバイルの概要
楽天モバイルは、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクに続く、4社目となる大手キャリアです。
日本では通信会社のことをキャリアと表現します。人事や職歴などの意味のキャリア(career)ではなく、「運ぶ」という意味のキャリア(carrier)です。
MNOとMVNO
日本で消費者向けに通信を提供している会社は大きく分けて、
・大手キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4社)
・格安会社(格安SIMとか格安スマホと呼ばれる)
の2つがあります。
大手キャリアをMNO(エムエヌオー)、格安会社をMVNO(エムヴイエヌオー)と言いますが、この2者の違いは
大手キャリア(MNO):自社で基地局(アンテナ)・設備・回線を持っている
格安会社(MVNO):大手の基地局・設備・回線を借りている
という点があります。
区分 | 主な会社 |
MNO | NTTDoCoMo、au、ソフトバンクモバイル、楽天モバイル |
主なMVNO | mineo(マイネオ)、Biglobeモバイル、イオンモバイル,iijmio(Big Sim)、OCNモバイルなど |
楽天モバイルは元々、NTTやKDDIの回線を借りているMVNOでしたが、2020年4月から大手キャリアの一つとして自社設備を持ってサービスを開始しました。
*この大手キャリア(MNO)と格安会社(MVNO)の違いや特徴を知ると、ご家庭の携帯電話料金の見直しを行うのにさらに役に立つのですが、複雑にならないよう改めて解説したいと思います。
月々の携帯電話料金の平均額
個々人で携帯電話料金は様々だと思いますが、平均すると下記のようになっています。
調査では格安会社の中で、MVNOと格安SIM会社に区分していますが、いずれにしても大手キャリアの半額程度となっています。
今回、紹介する楽天モバイルは料金的には格安会社とほぼ同等レベルになりますので、多くのご家庭で携帯電話料金を安くできる可能性があります。
通信会社を変更するのは難しい?
以前は、今使っている通信会社をやめて他社に移るのは非常に面倒でした。
ですが今は、高額の解約解除料がなくなったり、会社を移行する際の手数料も無料になったり、通信会社を変更しやすい環境にはなってきています。
そうはいっても、いざ通信会社を変えるとなると、まだまだハードルが高いと感じられている方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際は「Simカード」と呼ばれる通信に必要な情報が入ったカードを入れ替えるだけですので、決して難しい作業ではありません。
詳しくない方もぜひチャレンジしていただいて、携帯電話料金のリストラを行いましょう!
楽天モバイルを契約するメリット
ではここから楽天モバイルを契約するメリットを挙げていきたいと思います。
メリット1. 料金が安い
最近、大手キャリアも格安の料金プランを出してきていますが、大手キャリの中では楽天モバイルが最も安いです。
月々どの程度のデータを使うかにもよりますが、1GB未満ならなんと無料!です。1GB~3GBなら税別980円と格安SIM会社並みに安い料金です。
メリット2. 電話代がかからない
最近はLINEなどで連絡をするケースも多く、電話を使用しない方も増えてきていると思います。
そのため、大手キャリア・格安会社のどちらも「かけ放題」などの通話に関する料金はオプションで有料となっています。
大手の場合、5分かけ放題で税込み550円、24時間かけ放題で税込1,650円がかかります。
楽天モバイルは、Rakuten LINKという電話アプリを使えば、スマホでも固定電話でも電話料金が一切かかりません。何分でも話せます。
仕事でもスマホを使用する方には大きなメリットですね。
メリット3. キャンペーンがお得
楽天モバイルは新規参入事業者であるため、新規契約者を増やす必要があります。そのため、かなりお得なキャンペーンを実施しています。
これまで大手キャリアが行ってきた期間限定等の「安く見せる」だけのキャンペーンではなく、わかりやすい値引きキャンペーンが多いです。
プラン料金が1年間無料
2021年4月7日(水)までに新規申し込みをした場合、開通した日から1年間は無料です。(1人1度のみ・1回線目に適用)
5,000円分の楽天ポイントがもらえる
新規申し込みをすると5,000円分の楽天ポイントがもらえます。スマホ本体も一緒に買うと、本体分も10,000円~20,000円分のポイントをもらえます。
ですので、スマホ本体を一緒に申し込むと非常にお得です。スマホの端末代も結構高額ですから、数万円分割り引かれるのは大きいですね。
1年間無料になるキャンペーンがもうすぐ終了ということもあって、申し込みが多く、売り切れになっている機種が多いので、欲しい端末がある場合はお早めにどうぞ。
メリット4. 店舗でも対応
大手キャリアの安い料金プランはWeb/オンラインのみでの対応となりますが、楽天モバイルの場合は店舗でも対応します。
他大手が、あくまでオンライン用の格安料金プラン、という位置づけに対して、楽天モバイルは一つの料金体系でサービスを提供しているためです。
契約後のサポートが店舗でも受けられるのは大きなメリットですね。
楽天モバイルのデメリット
残念ながら、楽天モバイルで契約するデメリットもあります。
ここもしっかりおさえていただき、失敗しないようにしてください。
デメリット1. 楽天回線エリアはせまい
楽天は自社回線を使って営業開始したのが1年前。まだまだ電波が届く範囲がせまく、楽天モバイルの電波を使えるエリアが限定的です。
いくら1年無料であっても電波が届かないのでは、使いようがありません。
ですので、お住まいの地域・使用する地域が楽天回線エリア内にあるか、必ず事前に確認しましょう。
こちら↓で確認できます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/?l-id=gnavi_area
デメリット2. 楽天回線エリア外の場合は5GBまで
楽天回線エリア外の場合は、auの回線を使用するしくみになっています。その場合、月々5GBまでしかデータを使用することができません。
楽天回線エリアの場合は無制限でデータ使用できますので、これは大きなデメリットです。
回線エリア外の方で毎月5GB以上データを使用している方は楽天モバイルの契約はしない方が賢明です。
デメリット3. プラチナバンドがない
携帯電話の電波にはいろんな種類があるのですが、楽天には「プラチナバンド」と言われる周波数の電波がありません。
このプラチナバンドと呼ばれる周波数の電波は、遠くまで届く・ビルや地下等の障害物があっても届きやすい、という特徴があります。
楽天モバイルは、このプラチナバンドがないため、建物内や地下などでは「圏外」となってしまうこともあるのです。
これは楽天回線エリア内であっても同様ですので、東京や大阪のド真ん中でも「圏外」になるケースはあり得ます。
総務省に対してプラチナバンドの周波数を割り当ててもらうよう訴えかけているようですが、今のところこの点は大きなデメリットと言えます。
まとめ
今回は、楽天モバイルのメリット・デメリットを解説しました。
楽天モバイルには、メリット・デメリットどちらもありますが、料金プランの安さは他社を圧倒していますし、今ですと契約から1年間無料ですし、他社から乗り換える価値は十分にあると思います。
デメリットにも書きましたが、「お住まいが楽天回線エリアかどうか」にかかっていると思います。
楽天モバイルに関するお問い合わせやお申し込みは弊社・営業担当者までお気軽にご連絡下さい。
次回以降、もう少し細かいメリット・デメリットや大手他社・格安会社についてもお伝えして参ります。