新型コロナウイルス感染症の蔓延で、テレワークを導入する企業が急増しました。ビデオ・Web会議が簡単に開催できるZoomが脚光を浴びましたが、他にも様々な企業がビデオ会議のアプリをリリースしています。
今回は、そんなビデオ・Web会議で使える便利なアプリを5つご紹介します。。
Facebookの「Messenger Rooms」
4月にFacebookから発表された「Messenger Rooms」。
会議の主催者がMessengerのユーザーであれば、他はユーザーでなくても参加することができ、使用料も無料です。
Messenger Roomsの特徴
- 会議主催にはMessengerアカウントが必要
- 参加者は1度に50名まで
- 時間は無制限
- 画面共有可
- Messengerを利用してない人も参加可能
- PCブラウザがIE・Edge・Safariでは動かず。ChromeのみOK。
Googleの「Google Meet」
Googleの「Google Meet」は、Google Hangoutというチャットアプリを統合発展する形で発表れたリモート会議アプリです。(Hangoutもしばらくは使えます)
元々はGoogleの事業者向けサービス「G Suite*」ユーザーのみが使えるアプリでしたが、今では誰でも使えるようになりました。会議を主催するには、Googleアカウント(無料)が必要になりますが、参加者は必要ありません。
*G Suiteは有料のサービスです。Google Meetは、このG Suite内に入っているアプリということで、本来は有料なのですが、2020年9月30日までは無料で使用することができます。ただし、有料版に比べて一部機能制限があります。
Google Meetの特徴
- 会議の主催にはGoogleアカウントが必要
- URLを共有すれば誰でも会議に参加可能
- 画面共有可
- 無料利用でも100名まで参加可能*
- 無料利用は60分までの使用制限あり*
- GoogleのブラウザChromeが必要
*2020年9月30日までは、
・参加者100名→250名までOK
・使用時間無制限
と機能制限の一部が解禁されています。
Microsoftの「Microsoft Teams」
マイクロソフトのビデオ会議アプリにはスカイプがありますが、現在はこの「Microsoft Teams」の方が注目を浴びています。元々、ビジネスチャットということもあって、社内利用・1対1での使用が基本となっていますが、社外の方とも繋げられます。
Microsoft Temasは、Microsoft365(旧office365)のパッケージに入っているアプリですが、マイクロソフト365を利用していなくても無料利用することができます。
Microsoft Teamsの特徴
- 有料パッケージ「Microsoft365」のアプリだが、Teams単品・無料で使用可能
- Microsoftユーザーでなくても会議に参加可能
- 一度に250名まで会議参加可能(無料版は人数の記載がないため不明)
- 画面共有可
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/free
Cisco Webexの「Webex Meeting」
シスコウェベックス社の「Webex Meeting」は、「世界最大のユーザー」と謳っているリモート会議ツールです。(今はZoomがユーザー数を抜いちゃったかも)
WebexもZoom同様、有料版と無料版があります。ネット上では音声や動画画質に難あり、という声も聞かれますが、実は無料版なら、Zoomよりも使い勝手は良いです。
Webex Meetingの特徴
- 会議の主催にはWebexアカウントが必要
- 無料で利用可
- アカウントなしでも会議への参加は可能
- 最大100名まで参加OK
- 画面共有可
- 会議の録画もできます
https://www.webex.com/ja/index.html
LINEでもビデオ会議できます
多くの方が使用しているLINEにはビデオ通話機能があります。グループでのビデオ通話も可能なことから、ビデオ/Web会議に活用することもできます。
LINEは無料で利用することができ、上記アプリ同様に画面共有もできますので、ビデオ会議アプリとして十分な機能があると思います。一度に200人まで繋げることができます。
参加者全てがLINEユーザでないといけませんが..。
使い方はこちら
https://guide.line.me/ja/beginner/group-calls.html
https://guide.line.me/ja/experts/watchtogether.html
まとめ
新型コロナウイルス蔓延の影響もあって、ZOOMの利用者が3億人を超えたとニュースになりましたが、他にも特徴のあるWeb会議アプリがいくつもあります。
無料で使えるアプリ・接続人数や継続可能時間も違いがあり、手軽にスマホの通話アプリでもWeb会議に活用できたりします。
ご自身や会社の環境・状況に合わせて、一番合うサービスを探していてはいかがでしょうか。